映画「テルマエ・ロマエⅡ」

借りたDVDがいくつかあるので、その中から寝る前に気楽に観ることができる映画と言うことで、続編も観ておこうかなという気持ちで今夜はこの映画を観ました。正直言って、前作で感じたエピソードの面白さは感じませんでした。最初からルシウスが、テルマエ建設の要求に対してすぐに平たい顔の人間の世界へ行ってヒントを得て戻ってくる、ということが繰り返されるのですが、それでの面白さはちょっとマンネリで変化がないなぁと思いました。争いをすることなく平和に暮らすことをテルマエに委ねられるというのも、今回はちょっと安易に感じます。なんというか、面白いのはこんなところだろうと軽く観られて二匹目のどじょうを狙って作られている感じが強く伝わってきてしまいます。過去と現代の行き来も思い通りになりすぎて都合よくなっているところも気になりましたし、温泉観光映画のようなところもありました。二番煎じではなく、もう少しストーリーを練って変化させたほうが良かったのだろうなと感じる映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。