4年前のドラマですが、大河ドラマ「光る君へ」の吉高由里子(紫式部)、柄本佑(藤原道長)、大石静(脚本)が揃っているドラマということで全10話(約8時間半)を二日で一気に観ました。
全体におけるエピソードは、ケイトの父親が殺人犯であるということがわかり、その真実を明らかにしていくこと、そして毎回のエピソードとしては、週刊イーストにおけるケイトのスクープが描かれていて、一話完結の小気味よさと、最後まで観ないとわからないケイトの父の犯罪の秘密の興味ということで、最後まで飽きずに観ることができました。タイトルの「知らなくていいコト」は、ケイトの父の犯罪の真実や、スクープで暴く内容について、報道すべきかすべきではないか、真実を知るべきかそうではないかを常に意識させてくれます。他の番組ではスクープ雑誌の記者というとあまり良い形で描かれませんが、このドラマでのスクープ雑誌の職場や記者は魅力的に描かれていて、大変そうだけど面白くてやりがいある仕事のように思ってしまいました。
吉高由里子と柄本佑の関係は、時代劇と現代劇の違いはあるものの、「光る君へ」とキャラクターが似ていてシーンが重なるところもあって、そういうところも私にとっては楽しいドラマでした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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