昨日届いた日本年金機構からの「大切なお知らせ」。今年度の増額を織り込んだ年金振込通知書です。名目手取り賃金変動率が3.1%なので、それに対してマクロ経済スライドにより−0.4%されて、今年度の年金額の改定率は2.7%となります。マクロ経済スライドというのは、将来世代の年金のために控除されるものです。現役世代の納める年金も上がるので、高齢者も上がった分は少しは納めろ、という理屈ですが、なんかしっくりこない理屈です。2.7%でも上がれば嬉しいですが、月額にすると国民年金受給者はひとりで満額のケースで1,750円、厚生年金(国民年金含む)受給者は夫婦の標準的なケースで6,001円の増額にしかなりません。現役の人でも今の物価高だと昇給が追いついていないので、苦しさは変わらないのかも知れません。少子化はそう遠くない日に日本を壊してしまいますね。まぁ、女性の社会活躍が必要な時代、子育てを今までのように女性に押し付ける社会の考え方を変えないとダメですね。夫婦別姓がダメなんて言っている思考回路の人がいる限り、日本は変わりませんね。話は脱線しましたが、年金額改定のお話でした。なお、定額減税は織り込まれていて12月までは所得税ゼロですが、総額は3万円にとても届きません。奥さんと娘の扶養分合わせての所得税減税分9万円は、確定申告で給付してもらうことになります。住民税の減税分は自治体からの今年の住民税通知書待ちです。
https://www.mhlw.go.jp/content/12502000/001040881.pdf

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