「キングダム」第2弾の「キングダム2 遥かなる大地」を続けて観ました。
今回は、隣国魏が秦に攻め込んできたという知らせが王宮に届き、魏討伐に信(山崎賢人)も加わって魏と戦うというストーリーです。
個人的には第1弾の「キングダム」のほうが初めて観たせいか新鮮で面白かったです。「キングダム2 遥かなる大地」は戦闘シーンなどスケールは大きくなっていますが、戦の設定や場所のつながりなどがイマイチでリアリティ乏しく、それが嘘っぽくこじんまりとした感じを受けてしまいました。この作品でも信は自分勝手すぎて浮いているような感じを受けてしまうのも気持ちを入れ込めない理由でした。豊川悦司や清野菜名は相応の存在感や重厚感を出しているのに比べると演技や存在が薄っぺらい感じがしました。また、王宮のシーンでは、刺客だけではなく信も誰も介さずに簡単に王のもとに入って来ることができるとかいうのも、リアリティがなく軽く作られているなぁと感じてしまいました。橋本環奈演じる河了貂は、今回存在意義は無かったですし、王宮で話を聞いていただけで戦の経験も無いのに軍師になると言い出すのもどうかという感じがしました。第1弾で存在感のあった吉沢亮も今回はまったく良さが出ていなかったように思いました。ただ、大沢たかお演じる王騎の存在感だけは圧倒的で、王騎の活躍をもっと観てみたいと思ってしまいます。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。


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