酔っ払いに対する嫌悪感

若い頃に父から反面教師として影響を受けたこととして、「戦争に関わった人やモノを嫌悪する」ということの他にもうひとつ、「酒と酒を飲む人を嫌悪する」ということがありました。酒を飲むと周りに迷惑ばかりかけて自分勝手になる姿が本当に嫌いでした。しかもその行為が酒のせいといって自覚もせず許される風潮も大嫌いでした。体はあまりアルコールを受け付けませんが、今はそんな嫌悪感も多少薄れて私もたまに酒は飲みます。そんな時は楽しい酒になるように自制していますし、外で飲むことはほとんどしません。でも、自分を忘れて周りに迷惑をかけている酔っ払いをみると、その時の嫌悪感がよみがえります。そんな嫌悪感を持つ私でさえ、この事件の自分勝手で悪質な酔っ払いに命を奪われた本人、遺族の悔しさと怒りは想像を絶します。この事件に限らず日常の行動の中においても、酒を飲むと正常な判断力や記憶を必ず無くしていることを自覚してほしいと思います。自分が酒を飲みたくていい気分になっても、周りに迷惑をかけているかもしれないことを、酒を飲む前によく考えてほしいと思います。「酔っ払っていてよくわからない」とか「記憶がない」で何事もすまされるものではないということを本当によく考えてほしいと思います。そういうことを考えると、酒を飲んで運転なんて論外中の論外なのです!

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