映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」

「踊る大捜査線」シリーズ第3弾となります。

高度なセキュリティシステムを備える新湾岸署への引っ越し作業が始まるところからスタートです。その引越本部の本部長が青島という設定です。新湾岸署の開署式を三日後に控えた時、被害の無い金庫破りやバスジャックという事件が起き、さらに湾岸署では拳銃3丁が盗まれるという事件も発生します。犯人から連絡があり、その要求は過去に青島が捕まえた9人の犯人の解放・・・というストーリーです。

ドラマや過去の映画を観ていないとわかり難い設定もあるので、より面白く楽しむためにはその知識を持って観た方が良いと思ってしまいます。知らなくてもこの映画のストーリー上必須ということではありませんが、知っておいた方が楽しめると思います。ただ、1作目と2作目に比べると、ちょっとストーリーに無理を感じたり、引っ越しや青島の誤診問題などの設定や描き方に軽さを感じたり、ちょっとリアル感が無く退屈に感じてしまいました。「踊る大捜査線」という作品の性格上、多少の誇張や非現実感はあっても良いのかも知れませんが、真下が新署長になることも含めて、今回はちょっと私にはふざけすぎに感じました。室井(柳葉敏郎)も現場を信じるだけで、あまり魅力的な行動がなかったのも残念なところでした。

観た時間帯や私の体調のせいもあるかも知れませんが、第3弾のこの映画はちょっと期待外れでした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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