映画「映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」

家族で観に行く予定だった映画なのですが、都合がつかないうちに一日一回の上映となってしまったのと、家族は配信でもいいかなと言うので、私ひとりで観に行ってきました。

ある小学校で、願いを叶えてくれる不思議な駄菓子を売ってくれる銭天堂という駄菓子屋がうわさになっている。その駄菓子は、望みは叶えてくれるが取り扱いを誤ると大変なことになり、最悪の場合、たたりめ堂というところで人々の悪意を集めさせられることになります。銭天堂の店主は紅子(天海祐希)、たたりめ堂の店主はよどみ(上白石萌音)。その噂と生徒の怪しげな行動に気づいた小学校の新任教師・小太郎(大橋和也)は、駄菓子に頼ることを阻止しようとするのだが・・・というストーリーです。

正直な感想を言うと、思っていたよりも面白くありませんでした。それぞれのキャラクターがあまり生かされていないように感じました。ストーリーは、いろいろな要素が織り込まれているのですが、盛り上がりに欠けます。よどみとの対決も新鮮さを感じられません。もともとが児童小説ということに関係があるのかもしれません。紅子を含めて登場人物に不自然さを多々感じましたし魅力も乏しかったので、オリジナルキャラクターをうまく表現できていないのかもしれません。そのせいかもしれませんが、紅子の天海祐希、小太郎の大橋和也は、ミスキャストのような感じがしました。良かった点は、「リゾートバイト」の伊原六花を久しぶりに見ることができたことと、上白石萌音が上白石萌音だとはわからないくらいの今までとはまったく違う演技を見せてくれたことでしょうか。

映画では残念な気持ちが強かったですが、アニメはどうなのかは気になりますので、機会があれば観てみたいと思います。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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