アニメ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を観てみた

映画「映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を観たときに、紅子さんやストーリーに引っかかるものがあったので、アニメ版を観てみました。アニメ版は、2020年9月からNHKEテレで放映されており、昨年12月13日で141話となっています。私は映画を観るまで、漫画もアニメも観たことがありませんでした。今回は一気に第1話から第22話までと、2020年のアニメ映画版を観ました。映画版も含めて一話9分なので、軽い気持ちでまとめ観できます。

アニメの紅子さんは独特のしゃべり方もしっくりとしています。映画の天海祐希だとあのしゃべりは違和感満載でした。アニメと映画の紅子さんは、外観だけでなく雰囲気やキャラクターそのものが違うような気がします。ストーリーは、映画はアニメ(原作)のエピソードを取り入れてはいますが、アニメが短編で教訓も含めて簡潔にまとめているのに対して、映画は複数のエピソードをふしぎな駄菓子としてだけ取り入れていて、使い方の教訓、つまり考え方の教訓が薄くなっていて、まとまりなく感じます。

映画の「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は面白くありませんでしたが、アニメの「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は紅子さんを観たい、次のふしぎ駄菓子を観たいという魅力があってとても面白かったです。紅子さんの声(池谷のぶえ)、顔のアップ時の表情の動きは、秀逸だと思いました。映画だけだと「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」という作品も面白くないというレッテルを貼りそうですが、やはり原作の小説や漫画やアニメを観てみるというのは大事だなと思った次第です。

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