映画「猫の恩返し」

寝る前に気楽に観ることのできる映画ということで、友人から借りていたアニメDVDの中から、「猫の恩返し」を観ることにしました。途中で不覚にも眠気に逆らえなかっらので、翌日朝にかけての鑑賞となりました。この作品は、「耳をすませば」の主人公である月島雫が書いた物語という位置づけのスピンオフ作品ということだそうです。

主人公のハルは17歳の女子高校生です。トラックにはねられそうになった猫(猫の国の王子・ルーン)を助けたことから、猫の国に招待されることになります。そこは嫌なことは忘れられる場所で、ハルはだんだん猫に変身していきます。猫の国の猫王に気に入られて妃になれと迫られるハルは、猫の事務所で知り合った猫の男爵・バロンと大猫のムタとカラスのトトとともに、猫の国から脱出するというストーリーです。

声の出演はとても豪華です。「水曜どうでしょう」メンバーもさりげなく出演しています。物語は猫を助けたために猫の国に連れていかれ、そこから脱出するという出来事を軽妙に楽しく描いています。猫の国に連れていかれるのは、猫王の自分勝手な思いからで、そこはあまり説得力は感じませんでしたが、そんなことは気にせずに、会話の軽妙さ・面白さと、脱出劇のスリルさを素直に楽しめば面白いなと思える映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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