映画「劇場版 トリリオンゲーム」

6週目となった「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」、鑑賞特典を目当てにまた我が家の女性陣が観に行きたいというので、私もまた別の映画で付き合いました。ちょうと同じ時間で上映していた「劇場版 トリリオンゲーム」を観ることにしました。テレビドラマの劇場版ですが、私はテレビドラマはまったく観たことがないという事前知識なしの状態で鑑賞しました。

2016年、「IR整備推進法案」、通称「カジノ法案」が成立します。莫大な利益を生み出すカジノ事業に目をつけたハル(目黒蓮)は、「日本初のカジノリゾート」開発に乗り出します。その野望を果たすために挑むターゲットは、世界一のカジノ王・ウルフ(石橋凌)。ハルは凄腕エンジニアのガク(佐野勇斗)と再び手を組んで、「1兆ドルを稼ぐ」ために動き出す、というストーリーです。

序盤は、岡山県のある島でのカジノリゾート開発を宇喜多ホールディングス(田辺誠一)と争うという話で、島民を味方につけたハルがカジノリゾート開発の権利を手に入れます。開発後はカジノを共同で運営していたハルとウルフですが、すべての権利をハルから奪おうと画策するウルフとハルの戦いがメインストーリーとなります。カジノ施設のセットがすごかったですね。カジノなんて行ったことはありませんが、豪華な雰囲気は良く出ていたと思います。若者がワガママで無謀な挑戦をする弾けっぷりや、お金がらみの騙し合いの痛快さ、仲間を信じあう爽快さなど、リアルさを気にしなければ、スピード感があってアクションも楽しめて、とても面白い映画でした。「リアルさを気にしなければ」というのは、真面目にみてしまうと、ドラマ感が強くて実際はこんな思い通りの痛快な流れや結末にはならないだろうと思えるからで、それを言ってしまうとこの種の映画は楽しめないと思います。私の好きな俳優さんたちの演じるそれぞれのキャラクターも魅力的、チャーミングで、そのキャラクターを見ているだけでも私は楽しめました。

家族が「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」を観たいと言い出さなければこの映画は観に行くつもりはなかった映画でしたが、とても楽しめたので、家族が観る機会を作ってくれて良かったと思わせてくれる映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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