【あらすじ】
ある雨の日、少年探偵団は奈良沢治警部補が拳銃で撃たれた瞬間を目撃する。その夜、マンションの地下駐車場で芝陽一郎巡査部長が射殺される。そんな中、米花サンプラザホテルで白鳥警部の妹・沙羅の結婚を祝う会が開催され、コナン、蘭、小五郎、妃英理の他に、警察関係者も多数出席していた。目暮警部の部下の佐藤刑事がトイレに行った際に停電に乗じて何者かに銃撃される。一緒にいた蘭は犯人を見るも、ショックで記憶喪失を発症する。何が起きているのか追求する小五郎に、目暮警部は警察関係者が容疑者にあがっていることを明かす。それは、小田切警視長の息子・敏也だった。蘭の記憶を取り戻すために、小五郎、園子、少年探偵団は蘭が新一と行ったトロピカルランドに行く。独自調査で真相に近づいたコナンも、蘭のいるトロピカルランドに向かうが、そこでコナンと蘭は犯人に追いつめられる・・・
【感想】
劇場版「名探偵コナン」の第4弾です。この映画も過去に観た記憶が少し残っていることに気づきました。今回の作品は、コナン・新一と蘭の関係性をメインに描いた作品となります。
人気シリーズであるということがだんだんと実感としてわかってきます。第4弾になっても、飽きさせることなく、複雑で最後まで観客が犯人を特定できない、非常に考えられた謎解きストーリーになっていると思います。ただ、登場人物が多くて、さっと名前を言われただけでは、「誰だっけ?」と戸惑うところもあって(老化現象?)、ちょっとついていくのが大変でした。感動的なところやしんみりとするところなどはありませんが、謎解きを楽しむ、アクションを楽しむ、笑う、という点では、今回もとても面白かったです。コナンと蘭の強い愛情が感じられるのも、微笑ましかったです。それと、いつもある豪快な爆発シーンはこの作品では無くて、心穏やかに観ることができたのも良かったかな。破壊は豪快ですが、やっぱりアニメでも影響や損害度合が気になってしまうのです。
余談ですが、線路に落とされた欄をコナンが救うシーンで、電車の車輪がスポーク車輪になっていました。現代車両は、すべてプレート車輪になっているので、鉄道好きにはちょっと引っかかるところでした。第1弾の東都環状線の件よりはましですけど。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。


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