映画「恋わずらいのエリー」

【あらすじ】
地味な女子高校生エリー(原菜乃華)は、学校一爽やかな男子生徒オミくん(宮世琉弥)を眺めながら妄想をSNSに投稿していた。しかし、エリーはオミくんが表裏のある生徒で口が悪いことを知った挙句、秘密の趣味もバレてしまう。オミくんの裏の顔にショックを受けたエリーだったが・・・

【感想】
昨年公開時に知っていた映画でしたが、単なる学園恋愛ものは興味がなかったのでスルーした作品です。今日、目覚めにNetflixで見つけて、気楽な気持ちで観てみました。

W主演のひとり、原菜乃華は今まであまり意識しなかった俳優ですし、この映画でも特に魅力的には感じなかったのですが、調べてみると、今公開中で観に行こうと思っている「見える子ちゃん」の主役だったり、「ミステリと言う勿れ」のヒロイン役だったり、「すずめの戸締り」の主演声優だったりとけっこう活躍している俳優だと知りました。公開延期になった「ババンババンバンバンパイア」にも出ています。好みではありませんが、ちょっと注目していきたいと思います。

映画自体は、最初は観るのもやめようかと思うくらいくだらなく感じましたが、最後まで観ると、ジーンとして目がウルウルするシーンもありました。学生時代の恋愛や友人関係で、自分をわかってもらえない孤独さみたいなものが心に伝わってきました。人付き合いがうまくいかずにSNSなどに閉じこもってしまう人も、リアルで少し認められたり自分の本心を理解してもらったりすることで、世界が一変するのかもしれません。来世に希望を持っても来世などありません。今の人生を心に素直に生きようということだと思います。

好きな俳優の映画ではありませんでしたが、ストーリーは良かったと思える映画でした

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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