カラオケ仲間で元仕事の同僚の奥様から、この財津和夫コンサートに行くことを聞いたのが一週間前。小田さんとも仲の良い財津さんのコンサートも行きたいと思っていたのと、まだチケットが買えるということだったので、私も行くことにしました。奥さんや娘にも声はかけましたが、いいというのでひとりでの参加となりました。さすがに一週間前だと空いていたのは2階席ということでしたが、コンサートを楽しむには十分でした。
小田さんは話はほとんどしないまま歌が続きますが、財津さんは歌と歌の間にほとんど話がはいります。しかも姫野さんとの掛け合いで我々を笑わそうとするので、話が長い。でも面白いので聴いていて笑って楽しい。財津さんは年齢に見合わず、口も達者、声も良く出ていてしっかりしています。ステージにいるのは私よりも年上の人だということを忘れさせてくれるくらい元気な財津さんと姫野さんでした。
今回のコンサートは、財津さんが好きな歌を歌うというコンセプトで、前半は洋楽がほとんどでした。あまり洋楽は聴かなかった私でしたが、財津さんの好きな曲は私の好みにも合っているようで、すべて事前に受け入れて聴き入って楽しむことができました。あらためて原曲を聴いてみたい気持ちにもなりました。
後半は、チューリップ時代の曲が中心。しかし、ここでも財津さんの好きな曲ということで、あまりよく知らない曲も正直ありました。また、みんなで練習したり一緒に歌ったりという趣向もあって、けっこう楽しかったです。一緒に歌おうという曲はまったく知りませんでしたが、なんとか歌えてしまったのにはびっくりでした。あの頃の曲はメロディが予測できるような感じがします。
とても楽しいコンサートで、参加して本当に良かったです。また機会があれば参加したいと思いました。しかし、ちょっと残念だったことがふたつありました。ひとつは、アンコール前の最期の曲を財津さんが紹介している時に、ドアを開けて退席する人がいたこと。外の光が入って財津さんにとても失礼な態度に感じました。ふたつめは、アンコール最後の曲「心の旅」で、前の席の夫婦らしき人が急に立ってしまい、ステージがまったく見えなかったこと。小田さんのコンサートでは私も曲によっては経ちますので立ちたい気持ちはよくわかるのですが、ほとんど立たない2階席で私は立てる雰囲気ではないと判断して座ったままを選びました。せっかく楽しくていい雰囲気のコンサートだったのに、最後の最後でちょっと暗い気持ちになってしまいました。それだけがちょっぴり残念でしたが、とても良い時間を過ごすことができました。
セットリストなどの情報はホームページをご覧ください。



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