小説「うるうの朝顔」

書店で「うるうの朝顔」というタイトルに惹かれて買ってきました。家族の通院の待ち時間を使って読みました。こんなストーリーをなぜ思いつくのか、感心と感動を感じてしまう作品でした。第1章から第4章までは凪を共通登場人物とした短編ストーリですが、第5章を読むと、すべてが凪の心の引け目や悩みにつながります。それぞれで交わした会話があらためて凪の立場からの意味に置き換わるような感じです。第5章を読みながら、何度も何度も、過去の章の該当箇所を読み返してしまいます。第5章の後半からエピローグでは、泣けてしまって涙を拭きながらページを進める状態でした。詳しい感想や書籍情報に興味のある場合は下記ホームページをご覧ください。

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