奥さんと長女と三人で、木曜日の一番遅い上映回で観てきました。氷室律子(柴咲コウ)の証言と薮下誠一(綾野剛)の証言による教師・薮下の姿が大きく異なり、どちらも真実と思わせるような素晴らしい綾野剛の演技でした。教師・親・教育委員会は、何を守り、何を教えるのかを考えさせられました。今でも「事なかれ主義」が蔓延しているのかもしれません。また、マスコミや世間の人の対応も、きちんと真実は何かという疑問や追求心を持たないと、世の中の考え方に流された間違った正義感を振りかざしてしまう危うさを持ってしまいます。この映画は実話をもとに作られたものだそうですが、そうならば本当に恐ろしいことです。詳しい感想や映画情報に興味のある場合は下記ホームページをご覧ください。



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