小説「ほどなく、お別れです 思い出の箱」

2月6日公開の映画「ほどなく、お別れです」のシリーズ小説、第3弾です。

今回の作品は、今までの2作と違って読んでいて涙が流れて困るというものではありませんでした。もちろん、それぞれの家族の話は考えさせられて心に響くもので涙が流れてきますが、それよりも、小暮の登場により、葬儀とはどういうものであるべきなのか、何が故人や遺族のためになるのかということを考えさせられました。また、この作品を読んでいると、漆原と美空の葬儀が理想的なものに感じてしまい、現実の葬儀社とのギャップや不満を感じることもありましたが、そういう問題も小暮を通して考えさせられます。

我々は、身近な人の死というものは、そんなに遭遇して経験するものではありません。こういう小説によって、だた泣ける物語で感動したということだけで済ますのではなく、いろんな人の死や残された遺族の気持ちに触れることによって、自分自身や身近な人の死についての備えをしていくことができるのかなと思います。

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定年後男の趣味三昧/小説/ほどなく、お別れです 思い出の箱

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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