huluでドラマ「館」シリーズ第2弾として「時計館の殺人」がドラマ化されましたので、先に小説を読んでおきたいと思って読みました。「時計館の殺人」は綾辻行人の館シリーズ第5弾となりますが、私が読むのは「十角館の殺人」に続き2作目となります。
久しぶりの綾辻行人の作品でしたが、上下巻合わせて600ページの大作にもかかわらず、「十角館の殺人」同様どんどん読み進めることができました。ミステリーとしての大きな流れがあるので、ストーリーや情景が頭に入りやすく、途中で読む中断時間が入っても迷子になったり何だったかと読み返すこともありませんでした。
物語は、時計館の幽霊の調査するために、出版社と大学の超常現象研究会一行が過ごす旧館内の出来事と、作家・鹿谷門実と欠席した大学超常現象研究会の福西の二人が時計館を訪れる旧館外の出来事が交互に進みます。その構成は「十角館の殺人」と同じで、旧館内と旧館外の関係がトリックの肝となります。そのつど時刻を確認したり書かれたりということで、その時間に何かトリックがあるのではないかとは思うのですが、犯人だと思わせた人物がそうではなかったり、十年前の出来事が布石になっていたり、裏の裏をかかれた感じがする見事な結末でした。
綾辻行人のミステリーにはまってしまいそうで、「館」シリーズも読破したくなりました。とても面白いミステリーでした。
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定年後男の趣味三昧/小説/時計館の殺人
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。







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