この映画は、インターネットで予告を観て、知らない間に戸籍に妻がいたという、ミステリー的、コメディ的な内容に興味を持ちました。観てみたいと思って上映館を調べたら、愛知県では名古屋伏見の「伏見ミリオン座」でしか上映されていないことがわかり、金曜日に初めて「伏見ミリオン座」に行って観てきました。
ミステリーチックなコメディと思っていた「ラプソディ・ラプソディ」ですが、そんな単純なだけの映画ではありませんでした。絶対に怒らない男・幹夫(高橋一生)も、触れるもの全て壊してしまう女・繁子(呉城久美)も、幼い頃の出来事によって人とのかかわり方に不器用になってしまったという、心の問題や家族の愛情の問題を考えさせてくれる内容でもありました。しかし、かといって重くしんみりとした雰囲気では無く(繁子が幹夫を怒らせようとするシーンを除き)、幹夫と繁子とその周辺の登場人物が個性的で魅力的で、軽いタッチで面白おかしく描かれていくので、ほっこりしながら楽しむことができます。
そんな二人がぶつかり合うシーンは、一番の見どころでした。繁子が幹夫を怒らせようとあえて酷い態度をとるシーンですが、幹夫が、怒ることを抑え込んでいた心情を吐露しながらだんだんと壊れてしまう様は見事でした。幹夫を怒らせる行動は最初は酷いと思いましたが、幹夫が感情を抑え込んでいることを心配しての行動だと大介叔父さん(利重剛)に伝えるところはジーンと来ました。
結末は、とてもハッピーな終わり方でした。結婚しているのに、あらためて幹夫が繁子に「結婚しようか」と言うシーンはキュンとしました。観終わると、優しく穏やかにすることが実は人間として強いことなんだと思えるようになりました。この映画は、他の映画館でも上映されて、もっとたくさんの人に見てもらいたいと思える映画でした。
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上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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