男系と女系の意味と必要性

私は、男女の優劣や差があるわけではないので、天皇の皇位継承問題は、男系女系、男性女性天皇、どちらも認めていいと思っていましたが、そもそも、生物学的には男系と女系についてどんな違いがあるのか、その重要性は何か、継承とは何を守ることなのかを理解すべきかもと考えるようになって、今は正直よくわからない状態です。特に、皇位は何を継承すべきかというところがなかなか理解できません。Y染色体(Y-DNA)は男だけにしか引き継がない。ミトコンドリアDNA(mtDNA)は男と女に引き継ぎますが、男のミトコンドリアDNAは子供には引き継ぎません。つまり、Y染色体にこだわると、男系&男性天皇じゃないといけませんし、ミトコンドリアDNAにこだわるなら女系&男性女性天皇(女系なので男性天皇は自分の子供を天皇にすることはできない)ということになります。ただ、親から子供へは常染色体(autsomal DNA)が男女関係なく引き継がれており、それが遺伝に大きく関わりますので、Y染色体やミトコンドリアDNAにこどこまでだわる必要性があるのかよくわかりません。常染色体を引き継いで入ればいいということならば、男系女系や男性女性天皇どちらでもよいとなります。Y染色体の継承ってそんなに大事なのでしょうか。そもそもY染色体は組み換えをしないので退化し新たな入れ替わりで継承されていくとも言われていますので、ずっと同じY染色体である保証もありません。それとも、皇位継承問題は、生物学的なことではない他の理屈(例えば男尊女卑、家長制度等など)があるということでしょうか。いやいや、一番大きいのは、2000年男系で続いてきたという伝統・文化なのかも知れませんね。

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