忘れゆく日本の戦争と原爆の過去を心に補充する時期

裁判官・三淵嘉子氏をモデルにした「虎に翼」を観ていた人ならば心に残っている原爆裁判。女性裁判官として原爆裁判にずっと携わっていたのが三淵嘉子氏です。その原爆裁判についてのBSスペシャルドキュメンタリー「原爆裁判 〜被爆者と弁護士たちの闘い〜」の再放送が今朝あったので観ていました。被爆者の悲惨さ、その後の長い苦しみや世間からの偏見、そして、そんな中でも世界に原爆の悲惨さを二度と起こさないために原爆は国際法違反であることを伝えたいという崇高な思い、そういうことに涙が止まりませんでした。私の年齢だと幼い頃に怖いくらいの原爆マンガを見ている年齢ですが、それでも忘れていることや知らないこと、そしてこの年齢になったからこそわかることがあります。そんな深い思いを持つ国であるのに、あらためて日本が核兵器禁止条約に署名・批准していないことに大きな違和感を感じてしまいます。崇高な考えだけだと実現はできないこともわかりますし、アメリカの核の傘に守られていることが国民を守ることだということもわかります。しかし、日本の崇高な思いはもっと態度に出していいのではないかと、過去の人々の思いに触れるとそう感じます。8月6日の広島原爆の日、今日の長崎原爆の日、8月15日の終戦の日、この間くらいは、忘れゆく日本の戦争と原爆の過去を心に補充したいと思います。

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