映画「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」

奥さんも長女も観たいと言っていたので、火曜日に三人で観てきました。お盆休みなので、映画館は平日でも人がいっぱいでした。

今回も家族や友だちが主テーマになっており、舟の上の会話で、人間と妖怪でも「こうやって相手を知ってたら全然怖くなかったのかもね」と話すシーンは、お互いを知ることができれば平和に暮らせるということの示唆だったし、しんのすけがお風呂で”やこ”のことを「オラたち、もう友だちだゾ!」というところは、自然体で人を大切にすることを教えられますし、何か妖怪城に行くことをあきらめようとする”やこ”に向かって、しんのすけが「絶対にあきらめないゾ!絶対にみんなで一緒に帰るんだ!」というシーンは、しんのすけの家族愛を感じてジーンと来ました。

また、”しんのすけ”が、多くの”おしりだま”の中から”みさえ”と”ひろし”の”おしりだま”を見つけるところは、”銀の介じいちゃん”から言われた「目を閉じてみろ。目には見えんものが見えてくる」という言葉につながり、”みさえ”と”ひろし”とのことを回想しながらふたりの”おしりだま”にたどり着くシーンは感動的でした。

ただ、ストーリー的には良かったと思うし感動シーンもあるのですが、涙あふれるというところまではいきませんでした。なぜだろうと考えると、”みさえ”と”ひろし”の悲劇が、おしりだまを取られるというわけのわからない設定であることや、妖怪たちが”しんのすけ”たちに立ちはだかる凄さや怖さがちょっと不足しているからかなと思ってしまいました。見せ場である”ひゃくえもん”との戦いもあっけない感じがして”しんのすけ”の活躍もいつもほどではなかったように思いますし、”しんのすけ”と妖怪たちの別れのシーンも、もうすこし盛り上げて泣かせてほしかったと思います。全体的に平板な感じだったような気がします。

「ちいかわ」のように毒はありませんし、”しんのすけ”のバカバカしさは笑いのツボにはまりますし、家族愛や友だち愛がとても感じられて心打ちますし、スタルジックなところは情緒的にいろんな思いが巡りますし、そういう意味では、とても気楽にスッキリと楽しめる映画ではありました。

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定年後男の趣味三昧/映画/映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ〜ション

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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