今回の鎌倉の目的の二つ目、『今年の1月から3月に放映されたドラマ「最後から二番目の恋」のロケ地を訪ねること』の紹介です。
せっかく旅をするのですからね、その地の歴史を知るという真面目なことも楽しいですが、自分が好きなドラマの世界に入り込んで、ここであの登場人物が笑ったとか涙したとか思い出して登場人物になりきるのも楽しいものです。バカバカしいことですが、そんなバカバカしいことが、旅をより楽しませてくれると私は思うのですよ。

「最後から二番目の恋」の一番の魅力は、主人公の年齢や考え方が自分に近いこと、千明と和平の会話が面白いこと、人生や恋愛に関して考えさせられたり心に染みる台詞があること、好きな鎌倉が舞台であること、といったところでしょうか。
ひとり旅じゃなかったら、自分が長倉和平になりきった写真を同行者に撮ってもらったりするのですが、さすがに知らない人に頼むのは勇気いりますからね。まぁ、ロケ地を巡るだけでも楽しい旅でした。銭洗い弁財天では、ちょっとしたトラブルがあってあたふたしてしまい、ドラマと同じ構図の写真を取り忘れてしまいましたので、銭洗弁財天の中の写真はありません。ぜひまた、まだ訪れていない場所とあわせてリベンジしたいと思っています。
「最後から二番目の恋」で心に残る言葉(一部)
第5話
おにいさんの言っていることって、すっごくまっとうだし、必要な言葉だと私は思いますけど。
実際、つまらないのは確かなんですしね。
でも、まっとうで必要なことって、つまらないんですよ、きっと。(千明)
第10話
誕生日にはお祝いすることがふたつあるんです。
ひとつはもちろん、あなたがこの世に誕生してきたこと。
もうひとつは、今あなたが元気に生きていること。
だから、もうそんなあのーお誕生日やるようなめでたい年じゃないんですとか、
誕生日が来るのが嫌なんですっていう人がいますけど、あれおかしいんです。
むしろ逆で、年をとればとるほど、めでたいことなんです、すばらしいことなんです。
23歳の誕生日より、46歳の誕生日の方が、倍、いや、それ以上に素晴らしいことで、めでたいことだと思いません?
胸張ってくださいよ。あなたらしくもない。
だいたい、このろうそくの数は、これまであなたが頑張ってきたあかしなんです。
あなた、こんなにたくさん頑張ってきたんですよ。
それを10年を太い1本でなんて、そんなおおざっぱなことできません。
それが、長倉家の誕生日なんです。(和平)
第11話(最終回)
もし、これから誰かと恋をするとしたら、それを最後の恋だと思うのはやめよう。
次の恋は、最後から二番目の恋だ。
そのほうが、人生はファンキーだ。(千明)
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