周木律

読書の感想

小説「大聖堂の殺人 ~The Books~」

はまってしまった周木律の「堂」シリーズの最終章である「大聖堂の殺人」620ページ強を3日間7時間40分ほどで読み終わりました。「天皇」と称されている大数学者・藤衛により、宮司百合子と善知鳥神は、北海道の孤島・本ヶ島にある大聖堂に招かれた。そ...
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小説「鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~」

昨日の映画の帰りに書店に寄って買ってきました。初版初刷なのに帯無しだったのが残念です。今日、娘の用件で名古屋に行って車で5時間くらい待つ時間があったので、一気に読んでしまいました。兄を亡くした悲しみにくれる日々を送る宮司百合子に、善知鳥神か...
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小説「教会堂の殺人 ~Game Theory~」

第4弾「伽藍堂の殺人」と一緒に買ってきてあった第5弾「教会堂の殺人」を5時間集中で一気に読みました。「堂」シリーズは、単発の「堂にからむ殺人トリック&主人公による謎解き」という形ではなく、登場人物の謎の解き明かしという側面が数学問題(リーマ...
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小説「伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~」

数学の話が難しくてまったく理解できないし、堂のトリックも少し飽きてきたかなと思い始めていた周木律の「堂」シリーズですが、なんとなくまた次を読みたくて第4弾である「伽藍堂の殺人」を買ってきました。ある日、宮司百合子のもとにリーマン予想解決にか...
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小説「五覚堂の殺人 ~Burning Ship~」

数学の話が難しいのでもう読むのはいいかなと思いつつ、次のストーリーが気になる周期律のお堂シリーズ、今回は第3弾の「五覚堂の殺人」を読みました。建物をトリックとする基本は同じですが、話の展開パターンが今回も新しいパターンで、宮司百合子、十和田...
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小説「双孔堂の殺人 ~Double Torus~」

「眼球堂の殺人」が面白かったので、堂シリーズ第2弾である「双孔堂の殺人」を読んでみました。「双孔堂の殺人」は、謎解きは「眼球堂の殺人」と同じく数学者・十和田只人が中心ですが、主人公は、警察庁警視・宮司司となっています。宮司の妹・百合子は十和...
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小説「眼球堂の殺人 ~The Book~」

周木律の堂シリーズ第1作です。友人に面白いと教えてもらったので、読んでみました。放浪の数学者・十和田只人とジャーナリスト・陸奥藍子が、天才建築家・驫木煬の邸宅「眼球堂」に招かれて訪れるとことから物語は始まります。邸宅に招かれたのは各界の天才...