また体調を崩しているので、横になって気楽に観ることのできる映画ということで、三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」を観ました。備前がギャングのボスの愛人マリに手を付けたことがボスに見つかり、命を助けるかわりに伝説のスナイパーをボスに会わせるということから起きるドタバタです。その伝説のスナイパー役を売れない俳優、村田に映画撮影と称して依頼するのですが、佐藤浩市が演じる「売れないけれども熱い俳優魂を持つ俳優」である村田がとてもいいです。真面目に考えると、芝居でやっていることなどギャングたちは気づくだろうと思うのですが、うまく騙されていく純粋さと滑稽さも面白いです。三谷幸喜の映画らしく、ちょい役で有名な俳優さんが出ているのも見どころです。マジックアワーというのは、日没時の太陽が地平線に沈む一瞬の時間のことで、その時間は幻想的ないい映像が撮れると言われているらしいです。一日で世界がもっとも美しく見える瞬間だそうです。この映画を観ると、人生ももっとも美しく輝く素晴らしい瞬間があるのだなぁと思わせてくれます。その瞬間のために生きる、そういうことなのかも知れません。テンポよく引き込まれていく楽しい映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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