

30年前というと、中学生の頃だったと思いますが、今でもテレビドラマ「俺たちの旅」が始まった日の事を覚えています。
最初から見る気はなかったのが、途中から見始めてついつい夢中に見るようになってしまったドラマです。
確か再放送があった時にすべての話を録画したはずで、押入れの中のビデオテープの山の中にあるはずです。
今は「青春」なんて言葉はもう死語に近いですが、あの頃は、カースケ、オメダ、グズロクの3人の生き方や、考え方に影響され、あんな「青春」を歩んでみたいと思ったものです。
ドラマの最後に出る文章も若い心に染みて、必死にノートに書き写したりしていたものです。
その30年後の「俺たちの旅」が今日ありました。
たしか、20年後の時もあって、ビデオにとってあるはずです。
登場人物は、実際の月日が経っていて、あの頃の若さはありませんが、それが返って物悲しさや現実感を伝えてきます。
実際の生活は、あのようなドラマのようには行きませんが、人生をどう生きるか、何が大切かは考えさせてくれるドラマのひとつだと思います。
そもそも、私には、あの3人のような学生時代に強いつながりを持った友人がひとりもいません。
そういう事だけでも、自分のあの頃の生き方は自分勝手で間違っていたのではないかと思ったりしています。
少なくとも、いろんな人と人とのつながりの積み重ねが、自分を成長させ、人生を楽しくしてくれたはずです。
エンディング主題歌にもあるように、
「また会う約束などすることもなく、それじゃあまたなと別れるときのお前がいい」
という歌詞やドラマのメッセージを、自分の実感としてその頃は理解できなかったような気がします。
自分のカラに閉じこもって、自分勝手な振る舞いばかりをしていた私でしたから・・・
たかが、テレビドラマ、されどテレビドラマ。
小説と同じで、受け手の受け取り方次第で、いろいろと勉強になるものです。
ある意味大きな岐路であったかもしれない仕事における自分の選択は、そういう価値観の中からの決断だったような気もします。
他人から見れば「せっかくのチャンス」も自分の物差しで考えれば「どうでもよい事」となってしまう事があってもいいのではないでしょうか。
とにかく、後悔するよりこれからを考えて、私は私の「俺たちの旅」を続けるしかないのです。



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