奥さんが観たいというので、長女も含めて三人で観てきました。私は、面白そうだとは思っていましたが、伝記だしアニメだしありきたりの内容だろうと思い込んで積極的に観たいとは思っていませんでしたが、奥さんも長女も私の観たい映画に付き合ってくれたりしているので、今度は私が付き合おうと思って一緒に観たのですが、結果的には子育てに対してとても考えさせられて感動的なとても良い映画でした。トットちゃんに対する両親やトモエ学園の小林校長のやり取りをみていると、トットちゃんが自分の娘たちと重なって、子供たちを怒ってばかりいた自分がどうしようもないダメな親に思えてしまいました。特に小林校長の子供たちへの接し方を見ていると、自分の子育てを本当に反省させられました。いいところを見て褒めてあげることがいかに大事だったをあらためて突き付けられました。「君はいい子なんだよ」と、娘たちが幼い頃に繰り返し言ってあげればよかったと、そんなことばかり考えて泣きながら観ていました。この物語で黒柳徹子が一番伝えておきたいのは、たぶん小林校長なんだと思います。偏見なく子供の良いところを伸ばす教育。今も珍しいそんな人が戦時中にいたことが驚きで、そんな先生に巡り合えた黒柳徹子は本当に幸せだったと思います。そんな感じで泣きながら観ていたら、奥さんと長女は孫の姉弟にトットちゃんを重ねて泣いていたようです。所詮芸能人の自伝小説と思って読んだこともなかった「窓ぎわのトットちゃん」でしたが、こんな感動的で人生観を変えてくれる物語だったのですね。トットちゃんの両親や小林校長のような考え方の親だった人はあたりまえのことと感動しないかもしれませんが、出来の良くない父親だった私は心強く打たれた映画でした。今夜、長女と末娘を「おまえたちはいい子だよ」と思わず抱きしめてしまいました。昨夜私の我儘で子供たちに嫌な思いをさせてしまったことも詫びながら。これから自分がどんな父親になれるか、大袈裟かもしれませんが、それがこれからの私の第二の人生の課題であり償いです。なお、映画の内容とは関係ありませんが、いつも行く映画館が改装工事中でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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