二日遅れの追悼

今夜のNHKプレミアム10をみて、あらためて歌詞を目で追うと、その奥深さにあらためて気付きます。
私は幼い頃から歌謡曲が好きでした。
一番最初に買ったシングルレコードは、小柳ルミ子の「私の城下町」。
まわりの友人たちは、ビートルズをはじめとする横文字の歌に夢中になっていて、その中で歌謡曲が好きだなんてことは、なかなか口に出して言えませんでした。
その中でフォークソングを知り、それがニューミュージックというジャンルに広がり、日本語の歌=歌謡曲でなくなっていった頃から、自分の好きな歌を堂々と言えるようになっていきました。
私は音楽を聞くときは言葉からはいってきます。
メロディだけでも感じるものはありますが、歌詞があれば、その世界はさらに広がりを持ち、ひとつの世界が頭の中で出来上がるのです。
それは、詩や俳句、短歌などにも感じます。
短い文章や言葉の中から、その情景や人の心の呼吸を感じられる。まるで、言葉の無限のパズルのような気がして、そういう手法でひとつの世界を作り上げるという感性や技術を持った人たちに、私は強い羨望と憧れを感じます。
作詞家 阿久悠
その人も、私の若い頃からの憧れの人でした。
合掌。

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