私の育ったところは三重県中勢部。松阪のちょっと北です。
そこが私の故郷。
そして第二の故郷が多感期の三年間通った高校のある場所、伊勢。
久しぶりにその伊勢の町をひとりでのんびりと歩いてみたくて、カメラ片手にこの土日に出かけてきました。
伊勢には、家族で毎年伊勢神宮初詣でに出かけますが、内宮と外宮の参拝だけのとんぼ帰りばかりで、懐かしい伊勢の町を楽しむという訪れ方はほとんどしたことがありません。ましてやひとりで勝手きままに贅沢な時間を過ごすなんていうのは初めてのことです。
![]() 外宮 一の鳥居 | ![]() 外宮 二の鳥居 |
![]() 外宮 正殿 | ![]() 外宮 多賀宮 |
![]() 外宮 土宮 | ![]() 外宮 風宮 |
昨日までの雨が、玉砂利や木々を湿らせ、しかも人も少なくて、思っていた以上に厳かな感じでとても神妙な気持ちになりました。
今回はお参りということではなくて、ゆっくりと伊勢神宮の雰囲気を楽しもうと思って訪れましたので、正殿だけではなくて、長い石段を登った上にある多賀宮(たかのみや)、その下にある土宮(つちのみや)と風宮(かぜのみや)も見てきました。長く伊勢神宮には来ていますが、別宮までゆっくり見たのはほとんどありません。風宮は、鎌倉時代の元寇の時に神風を吹かせて日本を守った神をまつっています。先月、鎌倉に行って北条氏の力が弱まったひとつの原因が元寇だったという話を聞きましたが、ああ、こういうところでも歴史の中でつながりがあるんだなぁと感じました。
![]() 内宮 宇治橋鳥居 | ![]() 内宮 宇治橋 |
![]() 内宮 正宮 | ![]() 内宮 荒祭宮 |
![]() 内宮 風日祈宮御橋 | ![]() 内宮 風日祈宮 |
この日も外宮とは比較にならないほどの参拝客で、厳かだった外宮に比べると観光地のようで風景や雰囲気を楽しむという感じではなかったのが残念でした。今回に関してだけ言えば、外宮の落ち着いた雰囲気の方が「伊勢神宮」という雰囲気を醸し出していたような気がします。
宇治橋は、この11月にできた新しいものに架け替わっています。宇治橋は伊勢神宮の遷宮にあわせて20年に一度架け替えられており、2013年の第62回式年遷宮に備えたものです。20年に一度の真っ白いスベスベの宇治橋。次の機会にはもう訪れることはできないかも知れませんので、ありがたい気持ちで五十鈴川の流れを見ながら渡らせていただきました。
内宮も正宮を訪れたあとに別宮にも足を運びました。荒祭宮に行く途中で、正宮の横からの姿を見る事ができるのですが、今回は遷宮準備のために正宮の隣の新御敷地に塀がたててあって、それが邪魔をして見ることができませんでした。荒祭宮(あらまつりのみや)と風日祈宮(かざひのみのみや)は家族でも寄ったことはあるのですが、今回は風日祈宮御橋(かざひのみのみやみはし)をゆっくりと楽しむことができたのがよかったです。自分の時間でゆったりと見たいものを心行くまで見る事ができるというのが贅沢です。
![]() 天の岩屋 | ![]() 夫婦岩(興玉神社) |
海岸を東の方に歩いていくと、右手から突き出す山に沿っての道になります。波が押し寄せる細い道を進むと、天の岩屋があります。その向こうにはもう夫婦岩も見えます。風にあたり波の音を聞きながらぼんやりとこういう風景の中に自分の身を置くというのは、日々ストレスに追われる身には本当に安らぎとなります。こういう気持ちになるために、いろんなところに行きたいと思うんですよね。
![]() 伊勢河崎商人館 | ![]() 伊勢河崎商人館 母屋和室 |
![]() 伊勢河崎商人館 母屋二階から | ![]() 勢田川 |
思っていたよりは古い町並みは少なかったですが、伊勢河崎商人館はよかったですね。いえ、何も楽しいものはありませんから人によってはつまらないかも知れませんが、私にとってはここも心休まるいい場所でしたね。1時間ほど居座ってしまいました。こういう家に住むのも悪くないなぁなんて、贅沢な妄想も膨らんでしまいました。古い風情の家で、のどかに季節や天候を感じながら好きな事をしながら日々を楽しむ、そういう生活は夢ですね。
![]() おかげ横丁 | ![]() おかげ横丁 招き猫 |
![]() おかげ横丁 神恩太鼓 | ![]() おはらい町 赤福本店 |
さて、最後は今回楽しんだグルメの一部を紹介します。
伊勢はおいしいものがたくさんあります。それを味わうのも幸せな時間です。
![]() わらじやの伊勢うどん | ![]() 伊勢海老と地魚造り |
![]() 鳥羽浦村産生牡蠣 | ![]() 鮑・伊勢地鶏の伊勢志摩豊年鍋 |
![]() 赤福本店茶屋の赤福餅 | ![]() まる天のたこ棒 |
![]() カンパーニュのシュークリーム | ![]() 豚捨のコロッケ |
【このエントリは、2009年12月20日に2009年12月13日付で掲載しました。】
































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