何度か京都に来ていながら一度も訪れたことがかなった梅小路蒸気機関車館。今回はどうしても行きたいと思って、初日の最初の目的地に選びました。
今回は、ダイエット中ということで、「とにかく歩ける距離は歩く!」、「贅沢な食事はしない!」という大方針をたててのぶらり旅と決めてきましたので、京都駅近くのいつもホテルに荷物を預けて、まずは梅小路まで歩くことにしました。
京都駅八条口から西に向かって歩き、途中で近鉄、新幹線、JRの高架をくぐって反対側に出ます。しばらく線路沿いに歩くと、梅小路公園が見えてきます。公園内には梅の花や菜の花が咲いていて、じっくりと時間をかければ脇を走る鉄道との面白いコラボ写真が撮れそうです。のんびりとした静かないい公園です。梅小路公園の北には京都水族館の建物が見えますが、ちょっと場違いな感じがしないでもありません。
梅小路公園を抜けてJR(山陰本線)の高架をくぐると、昔の二条駅舎を用いた梅小路蒸気機関車館のエントランスが見えてきます。中は昔の駅舎の雰囲気そのままで懐かしい感じがします。駅舎と扇形機関庫が隣接していて、駅舎の奥から扇形機関庫に入ると多くの蒸気機関車の後姿が目に飛び込んできます。いくつかは機関室に入ることもできます。蒸気機関車も運転士や機関士は大変な重労働だったと思いますが、当時は蒸気機関車の運転士や機関士という職業は誇りだったのかなと思います。私の祖父も蒸気機関車の運転士だったことが誇らしげでしたから。
私は鉄道好きにもかかわらず蒸気機関車はあまり詳しくないのですが、蒸気を発生させ、その蒸気でピストンを動かし、その力をロッドで巨大な動輪に力を伝えて回す、そのメカのしくみや動きはとても魅力的で美しく感じます。
![]() 旧二条駅舎 | ![]() 梅小路蒸気機関車館の看板 |
![]() 転車台と扇形機関庫 | ![]() 蒸気機関車がズラリ |
![]() SLスチーム号(D51形200号機) | ![]() 8620形8630号機とC61形2号機 |
次の予定は、夜の「東山花灯路」を見るためにひたすら東へ向かい、その途中にある東本願寺、渉成園、三十三間堂を見ていこうという予定です。梅小路蒸気機関車館を出で少し北にあがって七条通をとにかく東に向かいます。
ただ、東山花灯路の時に歩けなくなると最悪ですので、東本願寺まではタクシーを利用し、体力温存とすることにします。結果的にはこの判断は非常によかったということになります。
東本願寺に着くと、なにやらヘンな曲が聞こえてきてちょっとおかしな雰囲気。御影堂門の前で渡されたパンフレットを見ると、東日本大震災被災者支援のつどい「いのちの響舞台」というイベント真っ最中で、御影堂や阿弥陀堂には入れないようです。これは想定外でがっかりです。でも仕方ないと諦めて。とりあえず参拝接待所に入ってみましたが、その奥の大寝殿には「関係者以外立入禁止」の立て札があって、こちらも入れず。ここはちょっと残念な結果となってしまいました。
![]() 東本願寺・御影堂門 | ![]() 御影堂での「いのちの響舞台」 |
東本願寺の主目的は、少し東にある渉成園という庭園だったので、早々に渉成園に移動することにします。渉成園は東本願寺の飛び地境内という位置づけの池泉回遊式庭園で、別名、枳殻邸と言います。
渉成園の中にはいると、京都駅のすぐ近くにあるとは思えない静かで美しい景観の庭園です。今の時期は、木々は裸木で花も梅くらいしかないので華やかさはありませんが、人が少なく静かで落ち着いた雰囲気を堪能できてとても満足でした。私には写真のセンスがありませんが、いろんな景観をうまく切り出して面白い写真が撮れそうな素材がいっぱいありそうです。入園時に立派なパンフレットをいただけます。
![]() 渉成園・西門 | ![]() 渉成園・庭園北口 |
![]() 渉成園・侵雪橋と京都タワー | ![]() 渉成園・クロガネモチと侵雪橋 |
![]() 渉成園・回棹廊 | ![]() 渉成園・傍花閣 |
![]() 渉成園・回棹廊 | ![]() 渉成園・印月池、漱枕居 |
![]() 渉成園・印月池、閬風亭 | ![]() 渉成園・侵雪橋 |
![]() 渉成園・漱枕居 | ![]() 渉成園・双梅檐 |
![]() 渉成園・梅花 | ![]() 渉成園・梅花 |
![]() 渉成園・クチナシ | ![]() 渉成園・馬酔木 |
![]() 渉成園・カモ | ![]() 渉成園・アオサギ |
渉成園を楽しんだあとは、三十三間堂までの約1Kmの道のりを歩きます。河原町七条に出て七条通を東に歩き鴨川を越えると左手に京都国立博物館、右手に三十三間堂が見えてきます。
三十三間堂は、定番の場所なので昔々に中学の修学旅行で来ているはずですが、まったく記憶にありません。今回も七条通に面していなければ、あまりにも定番過ぎて訪れることはなかったであろう場所です。中に入ってみると、三十三間連なる仏像の数々は確かに見ごたえがありますが、外の景色や庭園などの雰囲気が人工的な感じがして、厳かな感じがしないのがちょっともの足りません。仏像を見たいということでなければ、何度も訪れるところではないかなという印象です。三十三間堂の庭園を見ている途中で時刻が4時を過ぎてしまい、追い出しにあってしまいましたが、その追い出し方がちょっと感じが悪くて、それも良い印象を持てなかった一因でした。
![]() 三十三間堂・駐車場出口 | ![]() 三十三間堂 |
夕方6時からの「東山・花灯路」に向けて足を休めるのと早めの夕食をとることにして、京都女子大の前の「女坂」に行きます。ここには、安くて良いお店がいくつかあるということをネット情報で調べてあったので、「手作り洋食屋さん里」さんという感じの良さそうなお店を選んで入りました。京都らしさはまったくないメニューでしたが、学生街らしくボリュームがあって安くて美味しくて、しかも一時間以上休ませてもらって、とても感じの良いお店でした。ちなみにネット情報によりますと、このお店は約35年前に開店し、多くの女子学生に愛され続けているようです。
ここまで歩いた距離は、
京都駅~梅小路蒸気機関車館~七条通:2.3km
東本願寺~渉成園~三十三間堂~女坂:4.5km
合計、6.8kmでした。
食事の後は、東大路通を北に向かって清水寺に向かいます。
![]() 京都駅~梅小路蒸気機関車館~七条通 (2.3km) | ![]() 東本願寺~渉成園~三十三間堂~女坂 (4.5km) |
【関連エントリ】
「京都・東山花灯路と観梅」ぶらり旅・その2 ~東山花灯路~
「京都・東山花灯路と観梅」ぶらり旅・その3 ~梅の花を愛でる~
「京都・東山花灯路と観梅」ぶらり旅・その4 ~堀川通を下る~
過去の京都ぶらり旅
新緑の東山、京都ぶらり旅
「京都・嵐山花灯路」のぶらり旅
新緑の京都ぶらり旅・その1 ~小雨の東山を歩く~
新緑の京都ぶらり旅・その2 ~衣笠・きぬかけの路を歩く~
































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