1970年代の近鉄で育ってきた私は、近鉄通勤車輌といえば、マルーン一色塗装なのです。この色じゃなければ近鉄車輌ではないとまで言い切る人間です。
ということで、今回1日違いのタイミングで、予約してあったマイクロエースの近鉄8000系とグリーンマックスの近鉄2610系が届きました。
マイクロエースの近鉄8000系は、マイクロエースらしくしっかりと色ののった塗装で美しいです。動力性能はKATOに比べると少しぎこちないですし、同じ速度を出すにも高電圧にしないといけないという特性がありますが、実際に走らせるにはスローもきいて問題ありません。細部の作りこみもしっかりとされていて、高価格(4輌で税別本体定価16,700円)ではありますが満足できる製品です。
グリーンマックスの近鉄2610系は、まずマルーン色がおかしいのが一番の残念なところ。近鉄マルーンは光があたると赤にみえる色調なのですが、グリーンマックスのマルーン色はまさに小豆色です。しかも塗装に濃淡があり色のりがよくありません。自作で自分で塗装した2410系の塗装と比べても違和感大です。それと、中間車輌2772のトイレ部分の窓まわりが別金型での成型らしく、その金型の境がパーティングラインとしてはっきりと残っています。これはいただけません。走行性能は、スムーズではありますが、音がすごくうるさいです。実車に似ているといえば似ているような気もするので、まぁそれは許容できる部分ではありますが。他のグリーンマックスの完成車にも言えることですが、全体的にこの出来であればもう少し価格を抑えてほしい(4輌で税別本体定価15,300円)と思うのが正直なところです。しかし、いろいろと出していただくのは素材としては嬉しいので、好きな形式であればこうして買うようにはしています。この車輌も、このまま楽しむのではなく、一度塗装を剥がしてパーティングラインを整えてから再塗装するということも楽しみにしようと思います。
いろいろと書きましたが、並べてみるとやっぱり近鉄通勤車輌はマルーン一色が似合います。幼い頃、学生の頃に乗っていた近鉄が甦ってきます。その時代を再現するのも模型ならではの楽しみ方ですね。
【E】近鉄通勤車輌、マルーン色8000系・2610系
「Enjoy!鉄道模型!」(2011/7~2018/2)









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