映画「“それ”がいる森」

この映画は、2022年後半に観た映画の新作予告編を見て気になっていた映画です。怖い映画はあまり好きではなのですが、森に何がいたのか、“それ”を知りたくて怖いのをビクビクしながら観始めました。しかし、完全に期待外れ。ちょっと怖かったのは“それ”がわからなかった冒頭のシーンのみ。そのあとは銀色の物体を見たところでその正体がわかってしまうし、もったいぶったタイトルはなんなのかという思いにさせられます。しかも、これはホラー映画ではなくてSF映画ですね。まったく怖い映画ではありません。それがわかったあとは、どういう結末になるのかを確認するということで観ていたという感じです。子どもの命は戻ってこなかったにしては明るい終わり方も気に入りませんでしたし、落とし穴に落ちる“それ”というのもあまりにも滑稽だしそれでやったと喜ぶ親子も滑稽だし、ミカン果汁があって“それ”が息絶えたとしても一度食べられたのに腹を割って戻るのもまったくリアル感ありません。安っぽいマンガみたいでした。そのあとなぜ体育館で襲っていた“それ”も含めて飛び立つことになったのか、それもわかりません。淳一がせっかく持って行った道具などをふたつの“それ”を倒したところに置いて逃げるのも大丈夫かと思ってしまうほどの愚かさを感じます。また、ビニールハウスに“それ”が何度も来る目的も、淳一と出会うために設定したとしか思えませんでした。ましてやそのビニールハウスに苦手なものがあるならば普通来ないでしょうという思いにもなります。こまかく上げればキリがないほど他にも突っ込みたいところが満載で、考え抜かれたストーリーという感じがまったくしません。もったいぶっているわりには、期待を完全に裏切られる映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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