映画「いま、会いにゆきます」


私の住む町の隣町には、大きな映画館があります。
中には12のシアターがあって、たくさんの映画を同じ場所で観る事ができます。
夜間は格安料金になるので、週末は夜間ににぎわっているそうです。
そこで私ははじめて映画を観ました。
新聞の広告とネットのホームページで見て知っていた、
「いま、会いにゆきます」
という映画。
原作:市川拓司
監督:土井裕泰
主演:竹内結子、中村獅童
というスタッフです。
この映画を観たら、人生、何が一番大切なのか、幸せなのか、とても考えさせられました。
少なくとも、仕事や地位やお金なんかは、入る隙なんかはありません。
ささやかでもいいから、心から求め合った二人と、そしてその家族と暮らす事。
その人生の中での重みがとても重く伝わって来ました。
登場人物はみんなあまりにも優しすぎます。
夫婦、息子はもちろん、医者、学校の先生、息子の友達・・・
そういう世界で、そばにいるだけで幸せだと感じられる人と一緒に暮らせれば・・・。
物語のストーリも切なすぎて、頬を伝う涙をぬぐう事も忘れて見入っていましたが、自分がそういう人生を歩んでいるのかという思いも交錯して、余計に悲しく切なく感じました。
自分がそこに行けば人生が・・・なるとわかっていながら、
「いま、会いにゆきます」
と妻になる女性は夫になる男性のもとに向かう。
私達夫婦のどちらかがその女性なら、今の相手に対してそういう行動ができたのか・・・。
相手が記憶を忘れてふたたび現れた時、また同じ恋ができるか・・・。
お互いいつもそばにいられる事が幸せと思っているのか・・・。
そう思えないとすれば、それは奥さんが悪いのでは無く私に原因があるのは確かでしょう。
とても考えさせられる深い内容を持った映画でした。
実は、この映画を観たら少し自分の心や行動が変わるかなと思ったのですが、実際のところ私の心の穴は埋まるどころか、大きくなったような気がしないでもありません。
相手が自分のそばにいればそれでいい・・・
そう思ってもらえるような自分に変わる事が大事なのでしょう、たぶん・・・。
人生ってこの年になって振り返ると、いろいろと切ない事がいっぱいなのだよ。

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