「家族であること」と「動物であること」

2日に起きた羽田空港衝突事故でペットの扱いがいろいろと議論されていますが、「家族であること」と「動物であること」を区別していないところがとても気になります。ペットは家族であっても人間ではありません。この扱いの差は避けることはできません。私は猫派で、今は飼ってはいませんがニャンコが可愛くてしかたがありません。しかし、その可愛いニャンコは家族であっても、法的に人間扱いすることはできません。動物の命も同じ命と言っていても、人間は自分たちの食のために合法的に動物の命を日々殺している生き物なのです。悲しいかな、その区別の壁はどうしようもないほど高いのです。そこを感情的に誤ると、大きな間違いを起こすことになります。例えば、今回の事故のような時に、ペットを優先させようと揉めている間に幾人かの人間が犠牲になることもあります。今月15日からスターフライヤーがペットの機内持ち込みを全路線、全便にサービス拡大しますが、これは、今回のような事故の時に一緒に脱出できるわけではありません。家族だから一緒に過ごせるだけで、万一の場合は、やはり人間優先であり、命の扱いは動物であり今と何も変わりません。だからこそ、今回のような事故が起きないようにすることが一番大事なのです。今回の羽田空港衝突試験の件は、家族としてのペットをどうするかで論争するのではなく、事故の再発防止をしっかり論争すべきだと私は思います。400人近い人間が亡くなったかもしれない重大事故なのですから。また、ペットを家族扱いする議論は、羽田空港衝突とは別に、犬猫だけでなく鳥類、爬虫類なども含めて、家族としてのペットを社会でどう扱うのかという議論にしてほしいものです。

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