この映画は家族全員が観たいというので、今日、4人の都合がようやく合ったので観てきました。11月公開の映画にもかかわらずかなりの人が入っていて、この映画の人気が伺えます。ストーリーは、現代パートと昭和31年パートで構成されて、昭和31年パートが鬼太郎の誕生にかかわる事件、現代パートがその事件の後始末となっています。昭和31年パートは、哭倉村にある龍賀家当主の急逝から起きる後継ぎと遺産相続にかかわる殺人事件が描かれます。東京から自分の出世目的のために龍賀家を訪れた水木と、行方不明の妻を探しているゲゲ郎(鬼太郎の父)が、お互いの距離を縮めながら龍賀家の秘密を暴き出して解決していくという物語で、そこに鬼太郎誕生と目玉おやじ誕生のルーツがあります。話はテンポがよく進みますし、紗代と時弥の意外な悲しい事実も明かされ、とても面白い展開となっています。映像も美しく、戦いのシーンは迫力がありますし、風景は繊細で緻密でリアルな美しさで仕上げられています。そして感動の場面は終盤に訪れます。現代パートで、鬼太郎が時弥の魂宿る狂骨に話しかけるシーンと、エンドロールが終わったあとの過去パートで鬼太郎が誕生するシーンは、今回の物語における夫婦や親子の愛情があったからこそ、胸に暖かいものが込み上げてきて涙があふれてくるのだと思います。私も家族も周りもしっかり泣いていました。鬼太郎と目玉おやじは、こういう深い愛情の結果として誕生したのだなとわかると、ずっと少年の頃から鬼太郎を見ていたものにとって感慨深いものがあります。水木しげる生誕100周年にふさわしい素晴らしい映画だったと思います。パンフレットは今日も売り切れ状態だったので、昨年末に手に入れておいて良かったです。なお、今度の土曜日から第4弾来場者特典が配布されるらしく、末娘はまた観に行きたいというのでチケットを確保してあげました。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





コメント