私も奥さんも娘も観たいと言っていた映画です。東野東吾の作品ということだけで期待度大です。7人の役者たちがオーディションとして海辺の大きな家に集められます。まずここで「雪の山荘」ではないの?という違和感を抱きます。それはオーディションの設定であり、実際の雪の山荘で起こることではないとわかります。そしてそこで起こった出来事は、一人ひとり殺されて姿を消していくという残虐な推理物語かなと思っていましたが、実際は、「オーディション」→「憎しみからの殺人」→「優しさからの嘘」という三重構造の複雑な展開でした。誰もが優しくて悪い人は誰もいないという意外な結末ですが、正直なところ想像していたのはもっと複雑で殺人が起こることを想像していたせいか、真相を知っても、衝撃や感動などはあまりなくて東野東吾にしては物足りないという感じでした。しかし、山荘で真実を語る場面が突然ステージに切り替わったところで、私は一気に感動の波にのまれて泣いてしまいました。8人の強い絆と優しさが伝わってきて感動的でした。すべてがこのステージで起こっていたのではないかとも思わせるくらいの想定外の素敵なラストでした。やっぱり東野圭吾、とても良かったです。なお、改装中だった映画館の新しいショップ部分がお目見えしていました。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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