自分史について

仕事を引退したり一区切りをつけた人の中で、自分史を書いてみようと思う人がいますが、私もその気持はよくわかります。

自分史の目的には、ざっくりと別けると、「自分の人生に自信と誇りを持っていてその人生の記録を形にしておきたい」という人と、「自分の人生は失敗や後悔が多かったと考えてどこが間違っていたかを見つめ直してみる」という人になるのかなと思います。前者は自伝や自叙伝として人に伝えたいと思うかもしれません。後者は自分の胸だけにおさめておきたいと思うかもしれません。その表現の仕方に違いはあるかもしれませんが、どちらも自分の人生の歴史を振り返るということでは同じなのかなと思います。

長い人生ですから、幸せと思うこと、不幸せと思うことは誰でも入り混じっていますが、それらをすべて受け入れて満足できる人生だったか、後悔の強い人生だったか、それを改めて考えるということでも、自分史をまとめてみることはとても大事なことかなと私は思います。

自分が楽しかったことや苦しかったことは案外忘れないものですが、人を傷つけたことや苦しめたことは、振り返ることにより、あらためて気づくことが多いです。

私は文才はないので本を書くのは難しいと思っていますので、ホームページ、ブログ、人生年表、終活ノート等の形で人生を整理してまとめて、それが自分の自分史として家族や親しい友人に残せればと思っています。私の場合は、後悔ばかりが湧き上がってくる人生ですが、それでもそれが自分史です。迷惑をかけた大事な人たちに、言い訳ではなく何を考えていて何を後悔しているかを伝えておきたいと思っています。

コメント