映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」

綾瀬はるかのミステリーものということで観てみましたが、ちょっと期待外れでした。前半は来日する絵画『モナ・リザ』の臨時学芸員のテストと研修に終始し、それがのちの重要な出来事になるにせよ、意味不明でした。研修で、2枚偽物だと思うものを選んでそのうちの一枚をもう一人が選んで排除するという方法も、最初はなぜそんな面倒なことをさせるのか、なぜそれが訓練になるのかが腑に落ちず、まったくストーリに入り込めません。あとでそのやり方が莉子の真贋力を狂わせることになるというわけですが、最初から観る側が疑問をもつために「やっぱり裏があったのね」という感じしかしませんでした。逆にそこで賢明な莉子がおかしいとなぜ感じなかったのかというほうが気になりました。また、莉子が一夜でフランス語を完全理解するというのも、独特の記憶法があるとの設定にしろ、とても非現実的な感じがします。それと、『モナ・リザ』という世界的な芸術作品を扱うには軽い感じがします。ミステリー的な要素や謎解き要素も弱くて魅力に乏しい映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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