映画「雪の花 -ともに在りて-」

この映画は、奥さんも興味あって観たいといっていた映画です。娘たちが昨日また「応援)劇場版プロジェクトセカイ」を観たいと言ったので、その間に奥さんとふたりでこの映画を観ることにしました。

江戸時代末期、日本では天然痘が流行していて、人々は隔離をして広がりを止めることしかできない状況が続いていました。福井の町医者・笠原亮策(松坂桃李)は、天然痘に対する無力さを感じていた時に蘭方医・大武了玄(吉岡秀隆)の話を聞いて蘭学の可能性を知り、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)の指導のもと種痘に希望を見出して種痘の普及を図ろうとします。しかし、それを良く思わない人々からの妨害に会ってしまう・・・というストーリーです。

種痘に対する妨害に対する描写がちょっと弱かったかなと思った以外は、当時の苦労がよく伝わってくる感動的な良い映画でした。健康な子供に病気の膿や瘡蓋を埋め込むということは、当時は受け入れられるまでにはもっと激しい抵抗があったと思います。技術的にもいろんな苦労があったはずです。映画では表面的な描き方になってしまうのは仕方のないことですが、そういう苦労が想像できる内容には十分なっていました。だからこそ、協力者の気持や、実現に向けての思いに涙してしまう、そんな感じでした。笠原亮策の妻・千穂(芳根京子)も、明るく前向きに夫を支える姿がとても良かったです。公開4日目でありながら観客は私と奥さんとあとひとりの3名という寂しい状況の地味な映画ですが、内容はとてもいい映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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