人と人との関係の中には、相手の行動や言ったことが悲しくて、その時のこちらのくやしかった気持ちを知ってほしくて、相手に対してわかってくれるまでこちらの思いを伝えようとすることがあります。
それは、相手を責めているのではなく、こちらの本当の思いを知ってもらいたい、ただそれだけなんですよね。
そんな時、ほとんどの人はそんなに傷つけてしまっていたのかとこちらの気持ちをわかってくれます。
でも、中には「謝っているのに、そんなに責められても困る」と言われてしまい、それ以上こちらの思いを伝えられなくなってしまうケースもあります。
そんな時は、自分の気持ちは伝わらなかったのだな、こちらの言い方がまずかったのかなと思って言うのをやめちゃいます。
本当は、そこでもっとぶつかりあうのが人間関係を深めるのにはいいのかも知れませんが、自分が傷つけたかも知れない相手に対してそういう言葉を投げかけることができる人だとわかった瞬間に、その人に伝えたいという熱意がさめちゃうんです。
「謝っているのに、もういいだろう」
私にとって、とても悲しい言葉のひとつです。
特に、その相手が心を許していた親しい人からだと、その悲しさはさらに深くなります。
自分の思いを伝えられなかった悔しさと、逆にそこまで相手を追いこんだ自分の至らなさ。
それがその一言に溢れ出ているのです。



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