妄想

朝、ベッドで目覚めると何やら肌寒い。
そばに寝ていた人肌のおねーちゃんがいなくなったからではない。
ましてやこの時期、湯たんぽがはいっていないからでもない。
(若い衆!湯たんぽ知っとるケ?)
肌寒いだけではなく、喉も何やらつっかえるような感じで、少々痛い。
そのうちに背中がぞくぞくっとしてくる。
もちろん、きれいなおねーちゃんがそばにやってきたからではない。
ましてや、おばーちゃんが化粧をしてそばに寄り添ってきたからでもない。
その次にはエヘン虫が口のまわりにうごめきだして、次々に口から喉に入っていく。
エヘン虫を吐き出そうとすると、エヘンと言わなければいけない。
エヘンというと何やら偉そうな感じに思えるが、けして私はドン・ガバチョではない。
だからといってエヘンと言えば龍角散という安易なもっていき方はしたくない。
そうこうしているうちに、エヘンがゴホンゴホンにかわってくる。
エヘン虫がゴホン虫に変わる。
世にいう昆虫の変態である。
もちろん、おじさんの変態とはまったく関係ない。
このゴホン虫が出たらもう重症。
「さぁ、このご本を読んでゆっくり休んでいてね」
「さぁ、このバナナ、五本食べてゆっくり休んでいてね」
となる。
このゴホン虫をなんとかタン攻撃で体内から駆除し、ベッドから出る。
しっかし、このゴホン虫、次から次へとエヘン虫から変態し増殖する。
かくして今日一日は、このにっくきゴホン虫と深く付き合うはめになってしまった。
若いおねーちゃんとなら大歓迎だが、変態のゴホン虫と付き合っても気持ちよくもない。
仕事中も、ゴホン虫は口から入って、鼻の穴から出てきて、耳の穴に入って遊んでいる。
たまに、目玉の横から顔を出しておしっこを頬にかける。
おしりの穴から出てきてそのまま口からはいった時は、びっくりしてしまった。
さてさてこのゴホン虫、今夜じゅうにどこかに行ってくれるのだろうか。
明日朝起きたら、優香似の若いおねーちゃんがそばにいて、口にはいっているゴホン虫を吸い出していてくれたりして・・・・・
うわ~~、そんなの、たまらん、たまらん!
ひぁ~、期待して寝ましょっと。(^.^)
<風邪に冒された悲しきwarachanの妄想でありました・・・。>

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