研ぎ出し?コンパウンドのかけ方

先回は、ペーパーがけを語った。
今日は、その後の工程であるコンパウンドがけを書くが、これも正解というやり方ではない。
いろんなやり方のひとつである。
使うコンパウンドは高価なものは要らない。
逆に高価なコンパウンドは、使い方に気を使う部分があって使いにくいのが普通である。
タミヤの150円コンパウンドで充分である。
現在は入手不可なので、「細目」一本で良い。
「仕上げ用」も「粗目」も使う必要は無い。
そんなので艶が出るのか!という方は私の作品を見て確認して欲しい。
私は、過去の作品の製作には150円コンパウンドしか使っていない。
なぜこのコンパウンドで艶が出るのか。
他の方がこのコンパウンドで艶が出ないとするならば、たぶんその差はペーパーがけのやり方に違いがあるのではと思うが、確認したわけではないので定かではない。
ペーパーがけが中途半端だと、凹凸が激しい。
きちんとペーパーをしっかりとかけてあれば、その凹凸はそれほど無い状態になっているはずである。
コンパウンドは普通のティッシュペーパーに付けて人差し指で磨く。
けして押し付けてゴシゴシと磨かない。
ペーストの上を滑らすようになでる感じでやさしく磨く。
もっとも、ゴシゴシ磨けばティッシュはコンパウンドの成分が染みているのでスグに穴があいて指が出る。
穴が空かないくらいの力加減で磨くためにティッシュを使うのだ。
布でやると、力を入れすぎてもストップがかからないし、指先の感覚も鈍る。
つまり、ティッシュは力の入れすぎを防ぐトルクレンチなのである。
きちんと#2000番の磨き傷で満遍なくかけられていれば、1回で艶は出てくる。
3回も磨けば明るい色ならば見た目はピカピカである。
光にかざすとさすがにまだまだ傷が残っているので、その後は根気良くナデナデを繰り返す。
強く磨かないので、コンパウンドでカドを出すという事はほとんど無い。
ペーパーの磨き傷のミクロでみた高さの範囲内でコンパウンドをかけるという感覚である。
たいていは、コンパウンドで磨いた後にもう一度ペーパーがけをやってコンパウンドをかける事が多い。
コンパウンドをかけると、一度目のペーパーがけでは完全に平滑になっていない事がわかるからである。
ペーパーがけコンパウンドがけともに、1回で仕上げられるような作業をするのが今の私の目標なのであるが、これはなかなかまだ会得していない。
これが会得できれば、吹き付けるクリアの量をまだ減らせるかなと思ったりする。
研ぎ出しもなかなか奥が深い。

コメント

  1. めいしん(Mei-Sin) より:

    お久しぶりです~
    時々、ふらりと見に来ています^^
    >つまり、ティッシュは力の入れすぎを防ぐトルクレンチなのである。
    なるほど。ティッシュじゃ破けてまともに磨けやしない、と思っていたけど
    そう考えると確かにそうかも知れないですね。

  2. Warachan より:

    めいしんさん、お懐かしいですね~。(^○^)
    ティッシュを使うのは、使う枚数が多くて環境にはよくないのですが、力の入れ加減をはかるのには最適なような気がしているのです。
    まぁ、これも人それぞれで、しっくり来る人、来ない人がいるとは思いますけどね。
    ひとつの考えとして、参考になればと思います。