カーモデル誌考

鉄道模型には、長く愛読されている鉄道模型誌がいくつかある。
内容も、読者からの製作投稿記事、新製品の紹介記事、模型製作のための情報記事などが主だ。
製作投稿記事は、読者が主でベテランの方や模型店の方などの記事もあるが、プロの方の記事ということはあまり意識した事は無い。
鉄道模型誌には、作例というものがそもそも存在していないような気がする。
アマチュアで模型を楽しんでいる人たちが、みんなで雑誌を作り上げているように思える。
そういう鉄道模型誌を私は毎月2冊をずっと買い続けている。
ページをめくって眺めているだけで楽しくなるので、鉄道模型休止中でも買うのを止めたことは無い。
それに比べてカーモデル誌はどうか。
今カーモデル製作を楽しんでいるにもかかわらず、カーモデル誌はまったく買っていない。
買いたいと思うカーモデル誌が無いというのが正直なところ。
この違いはなんなのかと思う。
鉄道模型誌は純粋に模型製作が中心になっている。
それに比べてカーモデル誌は、模型製作が中心になっているものは少ない。(無いと言ってもいいと思う。)
作例という言葉がカーモデルでは前面に出るように、製作行為よりも製作した完成モデルが主だったり、実車と重ね合わせた記事になっていたりする。
作例がいくらすばらしい作品であっても、その製作記事が掲載されているわけでは無い。
作例という存在も、完成作品が主体のような響きがある。
少なくとも私は、素晴らしい(であろう)作例を見るためだけにカーモデル誌を買う気にはなれない。
なぜ、鉄道模型誌のように製作記事を主体にしないのかなと思ったりする。
そこで思うのが、やっぱり所詮プラモデルなのかなという事。
鉄道模型で記事になるのは、キットをそのまま製作したというものではなくて、フルスクラッチに近いものだったりする。
だから、ずっと読者をひきつけていく事ができるのであって、プラモデルをそのまま作る(多少手を加えることはあっても)という事では、製作という行為で読者をひきつけていけないのかも知れない。
だから、作品の出来と車種で読者をひきつけていくしかないのかも知れない。
世の中、フルスクラッチをやっている人、すごい改造をしている人、たくさんいるのだから、そういう人の記事を募集すればいいと思うのだが。
そう考えると、私がやっているレベルのカーモデル製作の趣味というのは、大人の趣味レベルでは無いのかも知れないと思ったりする。
趣味は楽しめばいいと書いておきながら、大人の趣味のレベルなんていう言い方をするのは矛盾も甚だしい。
それだけ、カーモデル製作の楽しみ方が多様なのかも知れない。
こんな事を考えてみると、カーモデル誌というのはつくづく難しいんだろうなと思う。
今回書いた事はカーモデル誌に対する非難ではない。
カーモデル誌も鉄道模型誌のように、全ページを通して眺めているだけで楽しい雑誌になってくれればという、強い期待から書いてみた。
もちろん、私が見ていて楽しくなっても他の人がみれば楽しくないかも知れない。
だから、これは私個人の勝手な思いである。
世の中の考えとは大きく異なっているかも知れない。

コメント

  1. ようこかわちん より:

     こんばんは、最近はブログに誰も書き込まないのねのようこかわちんです。
     ちなみにこの時間もまだお仕事です。
     自動車模型誌も日本には定着しにくいところかもしれません。あるのは広告を中心としたにもかかわらず1500円以上するあの本くらいですが、残念ですが、資料製にはかけます。もちろんミニカーの本と割り切ると毎月の情報も豊富だしカラーも多いので資料性は高いかも知れません。
     ようこちんもかつて作ったBLOW-UPという雑誌も思ったより部数が伸びず、3冊でさよならでしたが、自分で作ったことを差し引いても、時代を反映してるし何より、硬くなくてよかったです。
     いまはデジカメという神器がありますが、なかなか作成中の写真は撮りにくいです。本当はWARACHANのように作成過程とそれについての解説が最も重要であると考えてます。
     フルスクラッチやフルディティールも大切と考えますが、やはり改造しちゃいやん。素組は基本よん。

  2. Warachan より:

    最近は模型以外の話題ばっかりなので、コメントも付けにくいのかと思いますね。
    マイペースでまったりと続けているブログですので、コメントの有り無し関係なくのんびりやってます。
    BLOW-UPは楽しい雑誌でしたね。
    私はモノを作るのが好きなので、完成作品やミニカーやチョロQ中心の記事には全然興味ないのですよね・・・。
    クルマの模型製作を楽しく扱ってくれる雑誌が出て欲しいっす。
    ようこかわちんさん、また楽しい雑誌作って下さいよぉ~。
    絶対に買うから!