会社と家の通勤手段はいつもクルマなのですが、今日は久しぶりに歩いて帰宅しました。
もう秋の気配ですね。風はひんやりと涼しいし、道路の周りの草むらからはうるさいほどの秋の虫の声が聞こえてきます。ほんの少し前までの、夜になってもセミがうるさいほど鳴いていた情景と比べると様変わりです。
秋の気配。
稲の収穫のにおい、青く澄んだ高い空、ひんやりと感じる空気、そして夜に少し寂しげに鳴く虫たち。そういうのが秋の気配なのでしょう。
「秋の気配」というと、私の大好きな、オフコースの歌です。
♪こんなことは今までなかった ぼくがあなたから離れてゆく
♪こんなことは今までなかった 別れの言葉をさがしている
自分からはけっして心が離れることは無いと思って愛した人。
別れるときは、必ず相手から別れを告げられると思っていた。
しかし、自分の心がいつか、あなたから離れている。
愛して好きだった人に対して、心が離れていく自分。
なんと寂しい心の移ろいなのでしょう。
夏のような楽しいばかりのひととき。
いつまでも燃え続けると思っていたあのとき。
そういう時間のあとの思いもよらない静けさ。
秋の訪れによく似ています。
秋の気配。
実はこの歌詞、男の心が離れてしまっているのではないのではと思ったりします。女の心が自分から離れしまっていることを悟り、相手の事を思って男は別れの言葉をさがしている。そんなふうに私は思えるのです。
だから、よけいに寂しく切なく感じるのです。
・・・・・・・★
今年4月に入社した大卒新人が私の部署に配属され、今日はその新人相手に講義をしてきました。若いというのはすばらしいです。
私もあのような若い頃があったはずなのに、その頃は何を考え何をしていたのでしょう。確かな記憶は、今の奥さんを追いかけ、思いを託したオフコースのオリジナルカセットを作ってプレゼントしたことでしょうか。
さすがに、その選曲の中に「秋の気配」は入れませんでしたけど。
秋の気配
徒然の思い

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