百人一首のおもひで

私が高校生の頃、夢中になったものがあります。
それは、百人一首です。
昼休みになると、気のあう友人と4人集まって必ず百人一首をしていました。その頃の私は、長髪とピンクのシャツと遅刻では目だっていたものの、勉強はできない劣等生であり、良いほうではあまり目立たない存在でした。そんな私が、学年やクラスでトップクラスの友人と、百人一首をしているのですから、周りからは奇異に見られていたのではないかと思います。
まず、ひとり8枚の札を配ります。
(このあたりから、普通の百人一首と違うということがバレます。)
残りの札を真ん中に置いて、順番に一枚ずつとって行きます。
各自が、一枚取って一枚捨ててを繰り返し、ある形になったら勝ちというものです。人が捨てたものは、自分が必要だったら、「貰い!」と言って貰うことができます。もちろん、その時は一枚捨てなくてはいけません。
どうしたら勝ちとなるか?
百人一首の札の絵をよく眺めてみると、いろんな分類ができます。
身分や職業だと、「内裏」、「坊主」、「姫」
持ち物だと、「笏」、「扇子」
人の向きだと「後ろ」、「横」
服装の色だと、「赤」、「緑」、「青」
とかいった具合です。(他にも特徴を見つけていろんな分類をしました。)
同じ分類のものを3枚集めると、「役」として認められます。
その「役」の札を集める難易度(枚数から決めます)からその「役」の得点を決めます。
得点は、1翻(イーハン)、2翻(リャンハン)とか呼びます。
その「役」を一枚持ってきた時点で三つつくれば勝ちとなります。
例えば、
道因法師 俊恵法師 西行法師
小野小町 式子内親王 二条院讃岐
前大僧正慈円 参議雅経 皇嘉門院別当
を集めると、坊主(1翻)、姫(1翻)、後向き(2翻)で、4翻となるわけです。(女性はみんな姫ということにしていたような。また、正確な役の点数は忘れました。)
全部緑の服を集めたら「オールグリーン」、全部姫を集めたら「オール姫」という「役」もありましたが、これは役満でした。
自分達で、ルールを作り、得点も考え、楽しかったですね。
唯一の欠点といえば、札の製造元によって微妙に色や細部が異なっていて、札を変えるとルールも修正しなければいけなかったというところでしょうか。
もうお気づきと思いますが、この遊びは、百人一首を使った麻雀であったわけです。学校にまさか麻雀牌を持ち込むことはできませんが、百人一首ならば大手を振って持ち込めますし、遊んでいるときに先公、いや先生に見つかっても、
「百人一首で遊んでいました。」
と言えば、感心されることはあっても、怒られることはありませんから。
そういう遊びをしていたのなら、百人一首はそらですべて言えるんでしょ?と問うあなた、とんでもありません。
だってこの遊び、歌は関係ないですもんね。
覚えている歌?
うーん、
「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
「君がため はるの野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ」
くらいかな。
で、誰の歌だっけ?
・・・・・・・★
柳本ジャパンの予選が終わりました。
私、木村沙織がとても気になっております。いつからあんなに可愛くなったのかな。

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