私がほぼ毎日訪問するサイト、青春音楽館。懐かしい歌のメロディを聴きながら館長さんの文章を読むのが楽しいのです。今日も、さだまさしの「まほろば」を訪れて館長さんの文章を読んでいたら、さだまさしのアルバム「夢供養」を無性に聴きたくなりました。
さだまさしは昔から大好きなので、「夢供養」のLPレコードは持っていたかも知れないと思って探してみましたが、ありません。学生の頃は、割引があったので、LPレコードはもっぱら大学の生協で買っていたのですが、さだまさしが好きだと友人に知れると、あいつは軟弱者だと言われるのが嫌で、さだまさしのLPレコードはあまり買っていなかったことを思い出しました。とすると、あるのはエアチェック(若い人には死語ですね)したカセットテープ(これも死語に近づいています)です。カセットテープラックを探すと、ありましたよ、ありました。
台帳のノートも見つかったので、録音日を見てみると、1979年4月30日から5月4日にかけて、FM愛知の「メロディにのせて」と「ユアポップス」という番組から録音したものでした。「夢供養」の発売日がさだまさしの27歳の誕生日であった1979年4月10日ですから、すぐに放送されたものを録音したものですね。ちなみに、当時住んでいた三重県中部から、FM愛知の番組をきれいな音質で録音するにはとても苦労しました。二階建ての家の屋根に嫌がる弟を連れて登り、自分で8素子の大きなFMアンテナを立てたことを思い出します。今思うと、何も事故がなくてよかったと思います。
快晴の穏やかな日曜日の午前、久しぶりに落ち着いた気持ちで「夢供養」を聴きました。たぶんこのアルバムを聴いたのは、20年ぶり以上だと思います。
私が好きだった「まほろば」と「春告鳥」。私が好きなさだまさしの歌は、昔からいろんな言い伝えやいわれのある場所が舞台となっていて、人の心の動きをその舞台の歴史と絡めて表現しているものが多いです。いろんな文学的知識が無いと書くことができない詩。その詩がさだメロディに乗って、私を若い頃やはるかいにしえの世界にタイムスリップさせてくれます。
しかし、今日久しぶりに聴いて不覚にもウルっときてしまった歌は、「パンプキン・パイとシナモン・ティー」と「木根川橋」。こういう詩や曲調の歌はあまり好きではなかった私だったのですが、今聴くとその歌の優しさがわかるようになったみたいです。
あの頃、恋人や友人や恩師など、周囲のひとたちと一生懸命になっていた自分が浮かびあがってきます。それを今の自分がさだまさしの歌を通じてやさしく眺めているような気持ちになってきます。そうすると、その頃抱いていた、ああしたい、こうなりたいと思っていた夢たちも蘇ってきます。
でも、その夢は今では切なく懐かしい思い出であって、今の自分が叶えられるものではないものばかりです。だから、「夢供養」なのかも知れませんね。
この「夢供養」は、シングルでヒットした曲は収録されていません。にもかかわらず、「夢供養」はさだまさしファンの間では最高傑作と言われています。私はさだまさしのすべてのアルバムを聴いたわけではないので、そこまで言い切ることはできませんが、こうしてあらためて聴いてみると、すばらしいアルバムであることはよくわかります。
聴いた音楽の感想も、homo ludens ?遊戯人?に掲載していこうかと考えています。
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なじみのセールスさんが頑張ってくれましたので、アルファードを買うことに決めました。
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