海援隊の歌ではありませんが、私も思えば遠くに来てしまいました。
私が奥さんになる人と知り合って25年。奥さんになってくれてから20年。今日がその20回目の結婚記念日です。
あのときから20年という長い時間を歩いて、時間の距離からみると本当に遠くに来てしまいました。でも、遠くに来たはずなのに、つい最近のことのようにも思えます。結婚のためにいろんな準備をしていたこと、結婚式を周囲の人たちに支えられて無事終えることができたこと、新婚旅行ではじめて海外に行ったこと、20年も前の出来事には思えないほど鮮明な記憶です。
それから2年後に家を買い、その1年後に長女が生まれ、翌年には次女が生まれて、人並みの理想的な家庭を築いていくと思ったのですが、人生は自分の思い描く姿通りに流れるものではありません。
私は、子育ては奥さんに任せて自分は仕事ばかりという男になってしまっていて、いつも仕事仕事で家に帰って来てもピリピリしていた夫であり父親でした。
13年目に三女が生まれたり、15年目には家を建て替えたりという嬉しいこともあった反面、いろんな苦しさもありました。子供のこととか私や家族の病気とか手術とか、いろいろと・・・。
それでもなんとか迎えた結婚20周年。
これからも順風満帆ではないだろう人生を一緒に歩いていくために心がけることは、今までのように、何事も隠さず何でも話しあうということなのかも知れません。
若くて尖がっていた自分勝手な私を、時には傷つきながらも暖かく見守っていてくれてきた奥さんに、今度は、年齢を重ねて少しは丸くなった私が、奥さんを暖かく包み込むことができれば理想だと思います。でも、そんなこと言うと、奥さんも娘も「そんなこと信じられないし、無理無理!」と言いそうですけど。
次の25年、30年の区切りにも、私たちふたりと子供たちが健康であって、その時にも能天気にこういう感傷的な文章を書いていられればと思います。それが一番幸せなのでしょう。
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摘出した腫瘍の病理検査結果は良性。切り取った跡も今日無事抜糸。
心にあった重しがひとつとれて軽くなったような気持ちです。
思えば遠くに来たもんだ
徒然の思い

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