いろんな商品に対する消費者の評価に、次のようなものがあります。
「この商品は若者向けだから好きではない。」
この「若者向け」というのは、
・文字が小さい。
・英語が使ってある。
・ボタンが小さい。
・デザインが保守的ではない。
等々をさしているようです。
そういうのは、使いやすくないとか、自分の好みではないというのはわかりますが、わからないのは、そういう商品を「若者向け」と呼ぶ心理なのです。
「若者向けだから自分にはあわない」ということは、裏返せば、「私は年寄りなのであわない」と言っているようなものです。なぜ、わざわざ「若者向け」ということばを使うのでしょう。
単に、
・字が小さいから使いつらい。
・英語はわかりにくい。
・小さいボタンは操作しにくい。
・デザインが好みではない。
そう言えばいいのにと思います。
自分の好みに合わないのを、「若者」と「年寄り」(つまり年齢)のせいにして語るというのは、嫌いな根拠を自分から切り離して、世の中の総論に置き換えているずるい表現じゃないかと思ったりします。
私は、気に入らない商品があっても、その気に入らない理由を、その商品が「若者向け」だからとは言いません。言ってたまるか!という思いのほうが強いです。そもそも、私は自分をまだ若いと思っていますし、新しいものも大好きな人間です。感性も錆びていないと思っています。ですから、自分を含まない集合を「若者」なんて言うわけないし、言いたくもないのです。
冗談で、「若いもんは元気だねぇ?」なんてことは言いますが、感性の面では絶対に年齢なんて関係ないと思っています。そもそも、そういう商品を開発している責任者というのも、だいたいは、いい年のオッサンなのですよ、オッサン。
ものは、使いやすいかそうでないか、自分の感性にあうかあわないか、性能が良いか良くないか、それだけだと思いますよ。年齢なんて関係ありません。
年齢のせいにしないで、堂々と自分の感性で、
「私は、この商品は好きだ、嫌いだ」
と自信を持って言いましょう。それが人生を重ねた経験豊富な大人としてかっこいいと思うんだけどなぁ。
「若者向け」って何だ?
徒然の思い

コメント
遊戯人さんの名前を以前のハンドルネームで書いてしまいました。
修正が上手くいかず、そのままにしていましたが、不都合がありましたらお手数ですが修正をお願いします。
知人の女性の体験した話ですが、某ディーラーで気に入った車があり、商談したそうです。
30代前半の彼女は、その車に設定されたピンクが気に入ったらしく、そのカラーで商談したそうです。
そうしたら営業の方が「そのカラーは若い女性向けですのでお勧めしない」と話したそうです。
営業向けに向けにメーカーから発信されたセールスポイントなんでしょうけど、彼女はかなりご立腹のご様子でした。
一般的な意見や趣向の枠に入らない意見を枠の中に入れたがる動きもあり、好きなものを好きと言い難い状況もあるようです。
たとえ枠の中に入っていなくても、私は好きな物を好きだと言い続けますよ。
ちなみに上記のディーラーは遊戯人さんがお勤めの会社系列ではないです。