熊本市のある病院が申請していた通称「赤ちゃんポスト」に対して、今日厚生労働省が熊本市に設置を認める見解を示しました。
このニュースに対してはネットでも数日前からいろんな人がいろんな意見を言っています。
世の中には理想と現実というものがあります。理想を言えば、こういうものは無いにこしたことはありません。しかし、現実は、親の身勝手な理由で乳幼児が殺されたり捨てられたり虐待されています。そういう子供を救うにはこういう制度しかないんじゃないかなと思っていました。弱いものを救うためには、その副作用としてそういう非人間的な親の行為をある部分で認めることも仕方がないことなのでしょう。おかしな親のもとにいるよりは、子供を欲する優しい大人たちの中で育った方がきっといいのでしょう。
こういう制度は赤ちゃん本人のためにある制度だとみんなが認め、そういう生い立ちで育った子供にも偏見を持たずに暖かく見守ることができる、そういうのが「美しい国、日本」の第一歩かも知れません。
今回、非難を覚悟でこの「赤ちゃんポスト」設置に動いた関係者には敬意を表します。日本人の心情には受け入れられにくいことだからやらないでおこうと思ってもよかったと思います。それでも前向きに動いたのは、遺棄されて命をおとす赤ちゃんをひとりでも助けたいと思う心があったからだと思います。これからもいろんな問題、批判の中で進めることになりますが、大切なのは、子供を捨てる親に責任や親らしさを求めることよりも赤ちゃんの命を守ることだということを忘れずに進めていただきたいと願います。
「赤ちゃんポスト」なんて名前で呼ぶから、真の目的や意義を誤解してしまうのでしょう。申請されている本来の名前である「こうのとりのゆりかご」とかいったやさしい名前を考えて欲しいものです。
こういう制度をきちんとした上で、本質的な部分にメスを入れていければいいと私は思います。そうしていつか「赤ちゃんポスト」が用無しになることを信じて。
赤ちゃんポスト
徒然の思い

コメント
何か、人間として大切な物を忘れていない方々が、周りの目も気にせず手を差し伸べている。そんな温かい心を感じるニュースですよね。
「こうやって赤ちゃんを助けて、助けられた赤ちゃんの未来は幸せなのか?」と疑問も浮かんできますが、未来を作るも作らないも本人次第。
自分の中の「負」の部分をバネにして、力強く辛抱強く、人間としての温かみの解る人に育って欲しいと願います。
行動に出た方々に頭が上がらないニュースでしたね。