潮出版社版「鉄人28号」完結!

今日で完結しました。潮出版社の「鉄人28号」。
2005年8月9日の記事2005年11月21日の記事2005年11月28日の記事を書いた頃が懐かしく甦ってきます。あれから2年、あっという間に完結してしまいました。2年は長いと思っていましたが、本当に早かったです。書店のご主人に毎月美しいものを2冊とお願いしたのがちょっと前のような感覚です。
pic20070928_12冊買ったうちのより美しいほうは、一度も中を開くこともなく書棚に入れて保管してあります。この年齢になって保管用を持っている意味もそんなにあるわけではないのですが、これもファン心理というものなんでしょうか。
待ちに待って、期待が高かったこの潮出版社の「鉄人28号」なのですが、実はファンの間では期待はずれという部分も少なくないのです。原稿が残っていないために、美しい絵にするためにはパソコンとかつてのアシスタントの方の力を借りてのトレースとなっているのですが、それが不自然に綺麗すぎたり、雑なところがあったりするのです。特に巻が後半になると正太郎の顔がおかしいところがかなりあって、「これは横山光輝の正太郎ではない!」と叫びたくなり絶望で奈落の底に落ちて行く感覚がありました。大袈裟のようですが、ファンであり期待が高かったからこその感覚です。他にも、つなぎの部分の重複した絵がカットされていたり、残念なところが多々ありました。
pic20070928_2それは、原稿が無い中で要求すべきではないレベルなのかも知れません。でも、せっかくここまでやっていただいたのですから、ファンから喝采を受けて「よくやった!」という声ばかりの中で完結してほしかったと思うのです。
そんな贅沢を言いながらも、初めての一気通貫の「鉄人28号」であることは確かであり、貴重なものになります。
机の近くの本棚には、いつでも気楽に読めるようにカバーをはずしたもう一冊の「鉄人28号」が立ててあります。時間のあるときに手にとって読み直してみたり、秋田書店版と見比べたりして楽しんでいます。

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