裏の顔のままで・・・

人間には表の顔と裏の顔があります。
表と裏というと、表が陽で裏が陰、表が善で裏は悪、という印象が一般的な感覚ですよね。「あいつの裏の顔はなぁ」という言葉に続くのはけっして良い印象の言葉ではありません。
裏の顔を持っていない人間が、表裏のない信頼できうる人間だとするならば、残念ながら私はたくさんの裏の顔を持っている信頼に値しない人間になります。
表の顔では威勢を張って強く自己主張していても、裏の顔では自信を持てずに優柔不断であったり。
表の顔では元気そうに振舞っていても、裏の顔では疲れきっていたり。
表の顔では楽しそうに笑っていても、裏の顔では空虚な気持ちが渦巻いていたり。
表の顔では幸せそうに見えていても、裏の顔ではいつも物足りなくて何かを追い求めていたり。
表の顔に疲れきった時に、とたんに噴出す裏の顔。
嫌で嫌でたまらないけれども、でも、それが自分の素顔。
しばらく、裏の顔のままでいさせて下さい。

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